「モンサンクレール 」は、プチガトー、グランガトー、地方菓子、焼き菓子、パン、ショコラなどが豊富に揃う、パティシエ・辻口博啓の「原点」といえる総合パティスリー。

選び抜かれた旬のフルーツや世界の食材を使い、独自の製法で作り上げた味覚・香り・食感が絶妙な魅惑のスイーツを楽しめます。

メッセージ

僕がパティシエとして初めて立ちあげた自分のアトリエ、それが「モンサンクレール」です。 南仏ラングドック地方のセットの街に実在する丘の名前で、 パティシエとして自分の信念を貫くことを決めた場所がこの丘の上だったことから名付けました。 モンサンクレールは僕の原点であり、辻口スタイルを確立させたパティスリーです。 特にこだわったのは、素材の持つ力を最大限に表現することであり、出来上がりからテイクアウトに至る時間の短縮です。そしてお客様から厨房の様子が見えること。 お客様との距離感をより近づけ、その場でつくり上げる臨場感は、五感を刺激するのです。またどんなふうに作っているのかを見てほしいし、厨房のスタッフにはお客様がどんなふうにケーキを選んでくれているのかを見てほしい。お客様のうれしそうな顔を見るたび、僕はもっともっとおいしいお菓子を作りたいと思うのです。

オーナーシェフ 辻口 博啓

モンサンクレールのこだわり

素材

素材を厳選する際の基準は、お菓子に求める食感にあります。例えば小麦粉。ジェノワーズ(スポンジ生地)には軽やかで、はかなく溶けてゆく繊細さを、サブレにはサクサクッとした歯切れの良さを追求するため、品種の異なるものを数種類セレクト。何度も試作を重ねて配合を調整し、完成させます。

製法

風味・コク・なめらかさなどを出すため、手間をかけることを惜しみません。仕込みの段階であえてもう一晩ねかせたり、通常では考えられないほど贅沢に素材を使ったり。日々「よりおいしくなるように」という思いのもと、新作に限らず定番商品も配合や製法の見直しを行っています。

新しい食

「食」を楽しみ、心も体も豊かになっていただきたい。お菓子づくりは、その思いの表現のひとつと考えています。伝統的な古き良きものを見直しながら、そして日本らしさを大切にしながら。時代と共に変化していくことを恐れず、常に新しい価値観のもと、探求・創造を続けています。